スプリンギンマガジン

レポート

日本工学院「若きつくりびとゼミ」Springin’で手触りの良いゲームを作ろう

日本工学院「若きつくりびとゼミ」Springin’で手触りの良いゲームを作ろう

はじめに

日本工学院専門学校の学科横断授業『若きつくりびとゼミ』でSpringin’を使った授業を実施しました。さまざまな学科の学生さんが「ゲームの手触り」について考える内容です。

どんな内容だったのかレポートします👀

Springin’チュートリアル

第一回の授業では、Springin’開発者 しくみデザイン代表・中村俊介がSpringin’の使い方をレクチャーしました。

ゲームクリエイターを目指す学生さん以外にもイラストやデザインなどさまざまな分野を学ぶ学生さんが集まっています。


スマホ1つでどんどん形に

プログラミング未経験の学生さんでも、ノーコードですぐに動く作品を形にできるSpringin’。さすが、アイデアとクリエイティブ力溢れる学生さん!

レクチャーを聞きながら自分らしい表現を試していただきました。


授業後には俊介に質問する学生さんの列が

Springin’ハッカソン

レクチャー後、第二回は「ゲームと手触り」というテーマでゲームのルールの考え方について学び、第三回はいよいよゲーム作りです。

先生からのお題はSpringin’を使ってチームで「今までにないジェンガを作る」。

ルールを判定するプログラムを作るのではなく、デジタルでありながら手触り感満載のSpringin’で遊ぶように作り、シンプルな「楽しさ」を追求します。


チームでブレスト中。これは対戦ゲームっぽい?

ジェンガの要件は2つ。
①下から上に積む
②崩したら負け

ここに、パーツの形状、ステージ、ルール…
新しいアイデアや演出を追加して今までにない面白さを作っていきます。

アイデアが固まってきたらすぐにプロトタイプ制作。
テストプレイを繰り返しながらさらに楽しさを考える、これがレベルデザインにつながります。


爆弾が降っている?

「ジェンガ」のゴールは同じでも、プレイの過程はさまざま。


自分達でレベルデザインをしてみると、市販のゲームの凄さも実感

作品が完成したところでプレイ会をします!
先生の「作って終わりではない、使ってもらって初めて完成」というメッセージを受け、チームごとに作品を遊んで感想コメントを残してもらいました。


ポジティブフィードバックが大切ですよ!

一部の作品をご紹介。ぜひ遊んでみてくださいね。



画像をクリックで遊べます

バックグラウンドの異なる学生さんのアイデアが混ざり、面白い化学反応が起きていました!

日本工学院専門学校 寺岡先生より

Springin’に向いているゲームづくりとはなんだろうと結構考えた結果、物理エンジンを目一杯使えるジェンガをテーマにしようとなりました。

ジェンガ以外にも物理的なもの(現実世界のメタファー)でゲームを作るのにとても向いていると思うので、ガンガン使ってあげてください。

ちなみに、この授業に参加していたゲーム科の1年生のエースが、Springin’に触発されて、物理エンジンを使ったゲームを作っています。

最後に

ルールをコードで書くのではなく、物理的な感覚を遊びながら調整する。
だからこそ、純粋に楽しさの表現に集中できる。

Springin’ × ゲームの「手触り」は今までにない面白い授業になりました!
日本工学院の皆様、ありがとうございました!!

ゲームプログラミング未経験の学生さんでもすぐに動く作品を形にできるSpringin’。ゲーム開発の入門にはピッタリです!

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