スプリンギンマガジン

インタビュー

Springin’ クリエイターインタビュー -はとまめさん-

Springin’ クリエイターインタビュー -はとまめさん-

スマホでゲームがつくれるアプリ「Springin’(スプリンギン)」 では、年齢性別国籍関係なくさまざまなクリエイターが活躍しています。

クリエイターインタビューでは、クリエイターとSpringin’ のストーリーをご紹介します。
クリエイターからクリエイターへ、つくる楽しさが広がっていくことを目指して…

 

はとまめさん

Springin’クリエイター兼、しくみスタッフのはとまめさん🐦
日本から遠く離れたニュージーランドからリモート勤務されています!

入社前から素敵な作品をつくり続けてきたはとまめさんがしくみスタッフとして取り組んだ『日曜ワーク劇場ピン子ちゃん』は、Springin’だからこそできる「動くマンガ」として多くのユーザーから好評を博しました!

今回は、そんな『ピン子ちゃん』が誕生したウラ話、そして「Springin’マンガ(以下、スプまんが)」の可能性、さらに駆け出しクリエイターへのアドバイスをたっぷり伺いました!

はとまめさんがSpringin’クリエイターを経て入社された経緯は以下の記事でマンガと共に紹介しています。ぜひご覧ください!

 

部長「何でもいいからマンガを描いて!」

なんちゃん(以下、な)マンガ連載の企画はどんな経緯でやることが決まったんですか?

はとまめさん(以下、は)入社する時にも「マンガを描けます!」という売りで入ったので、「じゃあSpringin’でもぜひマンガを描いてください!」と部長に言われまして。
「とりあえず何でもいいから描いて!」というのが最初でした。笑

とはいえ、内容が中々決まらなくて、最初は長編のストーリー物とかも考えましたが、「まずは一番簡単なもので描いてみよう!」ということで、四コマ形式のマンガに落ち着きました。

 

Springin’の基本がキャラクターに変身!?

おとくちゃん(以下、お)『ピン子ちゃん』に出てくるキャラクターたちはどれも魅力的ですが、どうやって思いついたんですか?

は)最初はSpringin’を始めたばかりの方に使い方を教えるチュートリアル的なマンガを考えていて、それならまず初めにつくるのは「コロコロゲーム」ですよね。
コロコロゲームをつくれるようにボールと床とピン属性、それらの要素からキャラクターをつくりました。必要な属性を擬人化したような感じですね。

 

 

お)そうだったんですね!個人的には犬の「まるしばくん」が推しなんですが、どこから連想されたんですか?

は)私が犬を飼っていて、犬のキャラクターはそこから来ています。

あと、まるしばくんの喋り方は「ゴースト トリック」というニンテンドーDSのゲームに登場する犬のキャラクターがモデルです。
「です・ます口調」のような丁寧な喋りで、それを参考にしながら喋らせていました。

な)身近なご自宅のワンちゃんや、これまで遊んできたゲームとか、色んなアイデアを掛け合わせてキャラクターが出来ていったんですね!



初公開!ピン子ちゃんのキャラクターたちを考える際のスケッチ

 

ストーリーは「内容」と「テーマ」の両面から考える

な)マンガのネタはどうやって考えていたんですか?

は)二つ考え方があって、一つは紹介したい小ネタから考えていました。
例えばグリッドやスイッチの機能がどうしたら「こういう使い方ができるんだよ!」と伝わるストーリーになるかを考えていました。

もう一つは「バトル物」「スポーツ物」のように「Springin’で描いたらどうなるか」を考えて、キャラクターを動かしながらストーリーをつくっていきましたね。

お)個人的には第6回のカベクマさんがバトルする回が好きでした笑

は)あれはストーリー度外視でやりたいアクションを詰め込んでました笑



「日曜ワーク劇場「ピン子ちゃん」 ワーク6・10年先を行くバトル!」

 

ファンアートは尊い…

お)連載中に印象的だった出来事はありますか?

は)ファンアートをユーザーの皆さんが描いてくださって、それがすごく嬉しかったです!
いつも自分はファンアートを描く側だったので、自分のつくったキャラクターを描いてもらうのは初めての体験でした。



Kayaさん「ピン子ちゃんを描きました!」

マーケットにもマンガが増えてきている気がしていて、ピン子ちゃんで影響を与えられたのかなと思うと嬉しいです。

な)ゲームが多かったけど、「マンガでもこういう表現できるんだ」と認識を持ってもらえましたよね。

は)ゲーム性がなくても、ストーリーだけでアップしていいんだって思ってもらえると嬉しいですね。

 

マンガ3.0、Springin’なら動かせるんです

な)スプまんがの他にない魅力ってなんでしょうか?

は)「動かせる」というのが一番の魅力だと思います。
普通のマンガは紙で読むだけで、WEBマンガはフルカラーやコマ割りの比率を調整できたりしますけど、Springin’なら更に動かせて、途中にゲームを入れたり、アニメーションを入れたり、自由度が高いです。



動くマンガ作品も多く制作されています!
さくさくさん「Elevator To Heaven 天国へのエレベーター」

社長の俊介さんも言ってましたが、「マンガ3.0」という言い方がしっくりきます。普通の紙マンガが1.0、webtoonが2.0、そしてスプまんがが3.0ですね。

 

次なる挑戦と、スプまんがの未来

お)はとまめさんは今後スプまんがでどんなマンガに挑戦したいですか?

は)描いてみたいなーと思うマンガの一つは、分岐するマンガですね。
選択肢を選んでもらって、選択肢によって展開が変わるマンガはSpringin’ならつくりやすいと思います。

あとは1ページマンガとか、何ページもある長編マンガにも挑戦していきたいです。

な)はとまめさんから見て、スプまんがは今後どう展開されていくと思いますか?

は)それはクリエイターさん次第です。私だけじゃなくて、他のクリエイターさんもたくさんつくっていったら、その数だけ新しいアイデアが出てきますよね。そうしたらドンドン進化していくはずです。私が思いつかないところまで行ってほしいなって思います。笑



マンガとミニゲームを組み合わせた作品も!
牡羊座のムウさん「イセカイライフ」

今はマンガを発表する場がいっぱいありますが、その選択肢の一つにSpringin’も出てくるようになればいいですね。

Springin’だったら電子書籍が自分で一からデザインできます。ただページをめくるだけのマンガでも、そのレイアウトを自分で出来ちゃう。
そこまで自分でやりたい人はSpringin’でやってみようと思って始めてくれたら嬉しいです。

 

スプまんがは少ない操作でつくれる

お)これからSpringin’でマンガを描いてみたいなと思っているクリエイターさんに、はとまめさんからアドバイスを貰えたら嬉しいです。

は)Springin’なら絵を描いてピンで留めたら、それだけでマンガとして成立しています。

マーケットはゲームが多いのでマンガを出していいのかなと思っちゃうかもしれませんが、何でもアリのマーケットなので、ドンドン出してほしいです!マンガを描いてピン留めすることとシーンチェンジを覚えればページめくりが出来るので、その二つだけ使えたら充分マンガとして発表していいんです。

 

 

な)コロコロゲームと同じく最小の操作でつくれるので始めやすいテーマですね。

は)そうですね。Springin’でお絵描きして貼るだけでも良いですし、声を入れるのも簡単ですし、絵が得意でストーリーをつくるのが好きだったら、それだけですぐ作品が出来ちゃいます。

 

みんなそれぞれの好きな楽しみ方を

な)Springin’を始めたばかりのクリエイターさんは最初どんなことを目標にSpringin’を楽しんだらいいでしょうか?

は)目標というより、とにかく好きなように楽しんでほしいですね。
みんな好きなものは違うので、絵が好きな人は絵を描いたらいいし、音が好きな人は音で楽しんだらいいし、動かすのが好きな人は動かしたらいいし、好きなように楽しんでいたら自然にプログラミング的思考が身に付いているので、とにかく触ってみてほしいですね。



得意なイラストを活かして作品をつくる人も
すずてこさん「ひらひらパチパチ」

お)なるほど!もし何をつくったらいいか悩んだ時は、他の作品を遊んでみるのも良いですよね。

は)そうですね。「これだったら自分でもマネできそう!」というものを探してみるのも良いです。そうやって遊んでいたら「自分でも作れそう」というものが出てくると思うんですよね。

ロボット掃除機、ゲームの主人公になる

な)ちなみに、はとまめさんのお子さんは最近Springin’でどんな作品をつくっているんですか?

は)最近「ロボット掃除機」が我が家に来て、それ以来「ロボット掃除機」のゲームをつくっています。笑
部屋にホコリを置いて掃除機で吸い取って、掃除機の音も録音して使ったりしていますね。



ロボット掃除機の音を収録してSEに!
かりまさん「へやをきれいにせよ」

お)すごいリアル!笑
  自分の身近なものからつくってみるのもいいですね。

は)「こういうのゲームにできそう!」と子どももよく言っています。そういうアイデアは身近にいっぱいありますね。

 

とにかく作品を誰かに見せてみよう

お)新しくSpringin’を始めるクリエイターさんには、どんな風にSpringin’を触ってほしいと思っていますか?

は)とりあえずマーケットにアップしてみてほしいですね。あるいは身近な両親や友達に遊んでもらうでもいいんですけど、とにかく誰かに見せたら絶対おもしろい反応が返ってくるので。そうしたらもっとつくりたい!ってなると思います。

仕様的にマーケットはいいねとかポジティブな反応しか来ないので、怖がらずにマーケットにアップして反応を楽しみにしてほしいですね。

な)やっぱりいいねとかコメントが来ると嬉しいですよね?

は)嬉しいですね!コメントがつくとプッシュ通知も来るのですごく嬉しいです。

遊んでいるより、つくるほうがSpringin’は絶対に楽しいので、つくる側に回ってほしいです。

 

ピン子ちゃんグッズの販売、はじめました

は)最後に少しだけ宣伝しちゃってもいいですか?

お)もちろんです!

は)実はピン子ちゃんのグッズが発売されることになりました!というか、もう販売してます!

 

お&な)おめでとうございます〜!
な)グッズのこだわりポイントはありますか?

は)サーモタンブラーやマグカップは、今まで出てきたマンガのコマを総集編的にまとめているので、「あんなシーンあったな」とか思い出せると思います!



マグカップのデザイン、かわいい…

 

(実は)LINEスタンプも配信中!

ピン子ちゃんと仲間たちのゆるかわいいスタンプが全40種類あります!つい使いたくなるイラストを集めましたので、ぜひ使ってみてください!



 

ピン子ちゃんの続編について

な)最後に聞きたいんですが、ピン子ちゃんの続編は期待しても大丈夫ですか…?

は)私は、、やりたいな、と思っています。

お)聞いてますか、部長〜〜!!(上のほうを向きながら)

一同)


最後までお読みいただきありがとうございました。

『日曜ワーク劇場ピン子ちゃん』は、Springin’でマンガを描く魅力、そして計り知れない可能性を多くのSpringin’クリエイターに示してくれました。

はとまめさんが次に挑戦するマンガ、そして『ピン子ちゃん』続編への期待に胸が高鳴ります!

今回のクリエイターインタビューは、Springin’のラジオ番組「すぷラジ」の特集回「ピン子ちゃん終了記念!原作者のはとまめさんにインタビュー!」にて、はとまめさんにインタビューした内容を元に作成しています。

実際のインタビューをお聴きになりたい方は下のリンクからぜひ「すぷラジ」も聴いてみてください!

Springin’ クリエイターインタビューでは、引き続きさまざまなクリエイターさんの物語をご紹介していきます!

 

 

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