スプリンギンマガジン

コラム

AI時代にこそ使うべきビジュアルプログラミングアプリ「Springin’(スプリンギン)」

AI時代にこそ使うべきビジュアルプログラミングアプリ「Springin’(スプリンギン)」

巷で話題のChatGPT等のGenerative AI(ジェネレーティブAI、生成AI)。
文章やイラスト、そしてプログラミングコードなど、これまでクリエイターが時間をかけて生み出してきたものを、プロンプトと呼ばれる言葉を呪文のように入力するだけでAIが自動的に作ってくれるようになってきました。

クリエイターやプログラマーをはじめ、多くの仕事がなくなるのではないかと危惧する声も相次ぎ、国や企業や学校によって禁止にするところも現れるなど、対応もさまざまです。

そのChatGPTに、Generative AIの可能性と限界について聞いてみました。

Generative AIは、大量のデータから学習し、人間が行うようなプログラムやデザインを生成する能力を持っています。これにより、従来は高度な技術や専門知識が必要だった作業が短時間で行えるようになり、多くの人々に創作の門戸を開くことができました。
しかしながら、GenerativeAIには限界も存在します。それは、AIが生み出すアイデアやプログラムはあくまで学習データに基づいており、ユーザーの独自性や個性を表現することが難しいという点です。また、AIはどのように遊んでもらいたいか、どのような感情や体験を提供したいかといった人間の感性に基づく判断ができません。

つまり、あくまでも過去のデータに基づいて生成しているので、感性や個性といった「人間らしさ」がより重要になってくるということですね。

とはいえ、既にAIが生成した絵がコンテストで優勝するくらい(https://www.cnn.co.jp/tech/35192929.html)なので、創作物がAIによるものなのか人間の手によるものなのかはどんどん分からなくなっていくことでしょう。

 

プロセス(過程)に価値が生まれる

そうすると、どうなるのか?
「プロセス(過程)」の価値が上がり、相対的に「完成物」の価値は下がります。
「人間が作っていること」に価値が生まれ、「どうやってつくるか」よりも「なにをつくるか」という創造力が重要になるわけです。

創造力を鍛えるためには、楽しく作り続けることが一番

というわけで、スマホさえあれば簡単に始められ、直感的な操作で気持ちよくゲーム開発ができる、プログラミングアプリ「Springin’(スプリンギン)」の出番です。


Springin’の特徴は3つ。

1)文字を一切使わない
2)エラーが存在しない
3)開発画面と実行画面が同じである

 

1.文字を一切使わない

Springin’は、一切文字を使わずにアイコンの組み合わせによってプログラミングをしていきます。物理エンジンが入っているので、ぶつかったり落ちたり飛んでいったり、いろんな動きを試しながら付けていくことができます。

 

2.エラーが存在しない

プログラミングが嫌になってしまう一番の原因が「エラー」の存在です。せっかくプログラムを書いたのに、よくわからないけど動かない、というのは非常にストレスですし、創造の妨げになります。

Springin’は、そもそもエラーが存在しない設計になっています。
それは、文字がないのでスペルミスが存在せず、アイコンの組み合わせによってプログラムを作っていくので構文ミスが起こりえないからです。

もちろん、プログラミングなので、思い通りに動かなかったり、上手く行かないこともたくさんあります。でも、エラーで止まることがないので、試行錯誤を何度も繰り返すことに繋がります。

この試行錯誤の繰り返しによって、アイデアは膨らみ、時には思わぬ方向に発展して面白い作品が生まれたりするんですよね。

 

3.開発画面と実行画面が同じ

これは、世界で唯一無二のSpringin’の特徴と言っても良いかも知れません。
実行すると、つくっている時の見た目がそのまま動き出すので、プログラミングをしているというよりは、動く絵を描いているような感覚になります。

作りたいものをイメージしながら、試行錯誤の過程でより面白いことを思いついて方向転換したり、思い描いた動きを実現するためにいろんな工夫をしたり、といった、そのプロセスこそが楽しくて価値があるのです。

この楽しさを全部AIに譲っちゃうなんて、もったいないですよね。

 

AIは上手に利用しよう

例えば、なんかゲームが作りたいけど何をつくったら良いのだろう、と悩んだとき。

ChatGPTに、ゲーム作りたいんだけど、って聞いてみるとアドバイスをもらえます。ストーリーの骨子を提案してもらったり、キャラクターの特徴を一緒に考えてもらったり。創作のキッカケを提案してもらうのに向いています。

絵を描くのがちょっと苦手なんだよね、というときは、Stable Diffusionに画像をつくってもらっても良いですね。そのまま使ってもよいし、画像をSpringin’に取り込んで下絵にして、オリジナルに加工するのもよし。

実はSpringin’は、生成AIとの相性がとても良いのです。

AIを使って思い通りのアウトプットを導く工夫そのものもとてもクリエイティブ
何を作りたいか、どうやって作るのか、という作ることそのものに価値があります。

さあ、あなたもSpringin’を使って、AIと共に新たな創作の世界へ踏み出しましょう。
Springin’でしか実現できない、自分だけのオリジナル作品を創り上げて、世界に発信してください!

この記事を書いた人
中村俊介

株式会社しくみデザイン 代表取締役
名古屋大学建築学科卒業後、九州芸術工科大学(現九州大学)にて博士号(芸術工学)を取得。AR楽器アプリKAGURAをはじめ、参加型サイネージや、ライブコンサートのリアルタイム映像演出等、数々の日本初を手がけており、アメリカ、スペイン、中国など世界各国30個以上のアワードを受賞している。趣味は料理とクラフトビール。

 

 

スマホでゲーム制作にチャレンジ!!



ビジュアルプログラミングアプリ「スプリンギン」を使えば、ゲームで遊ぶような感覚で手軽に自分だけのゲームを作成できます。
コードを書く必要はなく、直感的につくっていけるアプリなので、初めての方でも独学で簡単に取り組めます。
さらに、作成したゲームを簡単に公開できるので、プログラミングに初めて取り組む方にはぴったりです。
ぜひ、スプリンギンを使って、自分だけのゲームを作成し、クリエイターデビューを果たしましょう!

スプリンギンでは、アクションゲームからアート作品まで様々なコンテンツを制作可能です!

 

Springin’をはじめよう


教育機関でのご利用はこちら
Springin’ Classroom

ワークショップ・イベントでのご活用はこちら
プログラミングワークショップ!コラボ受付中

自分でゲームを作ってみたい方はこちら
スマホでゲーム作成が簡単にできる「スプリンギン」とは

 

 

まずは気軽に始めてみよう!

誰でもプログラミング、
誰もがクリエイター