スプリンギンマガジン

インタビュー

Springin’ クリエイターインタビュー -Nobulinさん-

Springin’ クリエイターインタビュー -Nobulinさん-

スマホでゲームがつくれるアプリ「Springin’(スプリンギン)」 では、年齢性別国籍関係なくさまざまなクリエイターが活躍しています。

クリエイターインタビューでは、クリエイターとSpringin’ のストーリーをご紹介します。
クリエイターからクリエイターへ、つくる楽しさが広がっていくことを目指して…

Nobulinさん


配電盤の設計をされていて、お仕事でもプログラミングに関わられているそう。Springin’ を始めて5月でちょうど1年、なんと毎日欠かさず何かを作られているとのこと。そんなNobulinさんにSpringin’との出会いからお話を伺いました。

スマホでできる「ちょっと変わったもの」を探して

ナナミン(以下、ナ)どうしてSpringin’ を始めたんですか?

Nobulinさん(以下、N)高校の時に教材として支給されたポケットコンピューター(関数電卓)でいつもゲームを作っていました。

初めは「うまく動かない!これは人間がやるものじゃない!」と思いましたが、ハマってしまって。

同じように楽しめるものを探しましたが、ゲームでは物足りないし、家でまで普通のプログラミングはやりたくない。「スマホでできるちょっと変わったもの」がないか探していてSpringin’ に出会いました。

Springin’ はカラクリや!

ナ)スプリンギンにハマったポイントはどこでしたか?

N)予想外の動きをすることですね。初めてやった時は、ゲームを作らずにタイヤをバネで弾くだけの動きで10分くらい笑っていました。

でも、その後何を作ろうかは迷いました。とりあえず、他の人のワークを開いてじっくり見たり…

そこで衝撃を受けたのは牡羊座のムウさんの作品です。

スプりんもいいけど歯車の作品に「こんなことができるツールは他にない」と衝撃を受けました

「Springin’ はカラクリや!」と思ったのはムウさんの作品の影響が大きいです。

#dailyspringin で時間が足りない毎日

ナ)Springin’を始めて何か生活に変化はありましたか?

N) 朝もSpringin’ 、夜もSpringin’。 dailyspringin な生活になりました。SNSもSpringin’ のことを呟くために使うように。

作りたいものが増えすぎて時間が足りなくなったのは大きな変化ですね。時間の経過も早く感じます。今日も博多までの2時間半があっという間で、焦って降りる用意を(笑)

設計図がそのまま動く、魔法のような感覚

ナ)いろんなものを作っていて、アイデアが出なくて困ることはないですか?

N)アイデアに困ったら機械の仕組みを見るようにしています。例えばスイッチを押してない時にONとなる仕組みが作りたかったら、実際の機械の仕組みを参考にして、動き方さえわかれば物理演算はSpringin’がしてくれるから、あとは全部できる。

設計図に書いたことが画面上でそのまま動くから魔法のような感覚ですね。

幼い頃から好きだったレゴブロックのテクニック(歯車を使うシリーズ)がそのまま電子でできるような感じ。


しくみデザインの机もレゴ。社員それぞれのレゴフィグが土地を奪い合ってます(笑)

シュンスケ(以下、シュ)レゴとSpringin’ は思想が近いんですよね。極力少ないパーツでより多くのものを作り出す。

N)これはまさしくムウさんの作品のようですよね。

報酬より嬉しい”反応”

ナ)つくる喜びはどんな時に感じますか?

N)コメントされた時や紹介された時は嬉しいですね。自分の作ったものを人にやってもらうことが喜びです。

仕事でもプログラムはしているから、ここでは報酬よりも「楽しい」などのプラスαの反応を求めています。

シュ)YouTubeで紹介されるのは嬉しいですか?

N)踊るくらい嬉しいですね(笑)toioのときなんてニヤニヤが止まらなかった。


発表会はここから。ナナミンはクリアできるまで20回くらいやりました(笑)


『ゴールは とおいよ〜!キューブさん⭐︎』

自分の頭の中を表現できるのが楽しい

ナ)遊ぶ、消費することよりつくる方が楽しいと思う理由はなんですか?

N)自分の頭のワールドを現実化できることですかね。僕は絵は得意ではなく、高校時代は演劇部で脚本も書いていましたが伝えるのが難しく…

でも、プログラムは全部自分で動かせるから一番自分が表現したいものを作りやすい。

Springin’での一作目は高校の時に作った作品の続編のイメージで、三部作になりました。

あとは、毎日のように夢を見るので、面白かった物語を形にしたいとも思いますね。
ストーリーはストックしていて、「どうゲームにしたら面白くなるか」いつも考えています。

Springin’ は未来の言語?!

N)Springin’でつまずいた人にどう使い続けてもらうかが難しい。僕自身も最初は、触ったら動くけどプログラムとしてどう動かすのかがわからなかったです。

シュ)他の言語のように「時系列で動く」と思っていると難しいですよね。一応、順番はあるけど完全イベントドリブンだから、全部同時に動くと考えた方がわかりやすい。どちらかというと未来の言語みたいな感じですね(笑)

N)他の人の作品で触らなくても動いているものがあり「なんで?」と。
よく見ると影のようなものが動いていて、何かが飛んでいる…分身を飛ばすなどの自動で動かすテクニックを習得する中で自分なりの使い方を考えました。

Springin’ ではなんでもできる

ナ)最近気になるクリエイターさんはいますか?

N)tontonさんの作品がすごいです。プロが出た!!とTwitterで騒ぎました(笑) 作り込みがすごい。


ぶーぶーちゃんより早くメシを食えのオチがすごい

ナ)私も最初見た時アプリ間違えたかと思いました(笑) Springin’でも作り込むとこんなにできるんだなと。

N)Springin’ は本当になんでもできる。できることがわかると作っちゃいますね。
エレベーターの時は無理だと思っていたハンドル操作が実現できました。

これはまさにカラクリ。ここまで行くとアイテム数との戦いです。

魔法を使って自分の世界を発信しよう

ナ)新しくSpringin’ を始める人にメッセージを伝えるとしたら?

N)今作っているプロモワークのシナリオには「さぁ魔法を使って素敵な世界を作ろうよ」と書いていました。

本当に魔法だと思いますね。やっぱり自分の世界を作って発信することができるのが面白い。

とびきり楽しい唯一無二の存在であることを伝えたいです。


最後までお読みいただきありがとうございました。

普通のプログラミングとはまた違う、頭の中をそのまま表現して伝える魔法。
Nobulinさんの言葉からは創作とSpringin’に対する愛をとても感じました。

ぜひ、Nobulinさんの作品で遊び、仕組みから学び、そしてあなただけの世界を表現してみてくださいね。

Springin’ クリエイターインタビューでは、引き続きさまざまなクリエイターさんの物語をご紹介していきます!

Springin’をはじめよう

教育機関でのご利用はこちら
▶︎Springin’ Classroom

ワークショップ・イベントでのご活用はこちら
▶︎プログラミングワークショップ!コラボ受付中

自分でゲームを作ってみたい方はこちら
▶︎スマホでゲーム作成が簡単にできる「スプリンギン」とは

 

 

まずは気軽に始めてみよう!

誰でもプログラミング、
誰もがクリエイター